皆さんこんにちは！

 

先日5月2日に実施された、高校3年生対象の東北研修事前学習の様子をご紹介します。

 

高校3年生は、5月7日〜8日に宮城県の石巻・南三陸地方を訪れ、震災学習を行う研修旅行を実施します。

 

その事前学習として、映画『有り、触れた、未来』を鑑賞し、映画の制作裏をはじめとするお話を制作関係者の方からお伺いしました。

 

なんと、映画上映後に、映画に登場した役者さんたちが登場し、会場は騒然…！

 

映画は震災当時、石巻西高校の教頭先生として

避難所の管理運営にも携わっていらっしゃった斎藤幸男先生が綴った

『生かされて生きるー震災を語り継ぐ』を原案として描かれています。

 

役者の皆さんのお話に、生徒たちからの感想や質問も多く出ました。

「今自分たちの身の回りにいる大切な人に感謝を伝えたくなった」

そんな感想もありました。

 

代表生徒によるお礼の挨拶では、

「震災を経験した最後の世代として、自分たちも語り継いでいけるよう実りのある研修にしていきたいと思った」

という言葉もありました。

東北で起きたことは、いつ自分たちの身に降りかかってもおかしくないこと。

決して他人事と思わず、自分事として考えられるような、そんな有意義な研修の場にしていきたいですね。