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セブ島語学研修③週末アクティビティPART1

2023.08.21

お待たせいたしました!セブ島レポート第3弾です!

 

今回はフィリピン・セブ島ではじめて過ごす週末のご報告をいたします。

土曜日はセブ島を飛び出し、「何もなくて豊かな島」(崎山, 1998)で有名になったカオハガン島に行ってきました。フィリピンは7,000以上の島から成り立っているといわれており、目的地に行くのも一苦労です。

まずは、語学学校から約1時間かけて空港のあるマクタン島へ向かいました。その後、海岸から10人乗りの船に乗り、中型の船に乗り換えます。船ではライフジャケットを着用し、快晴のなか40分ほど船に乗りカオハガンに到着しました。

ちなみに行きは潮位が高く波が安定していたので最短距離で移動ができましたが、天候が悪いと周り道をするので倍以上かかることもあります。

カオハガン島のきれいなこと!そこは映画に出てくるようなThe南国の海岸でした。到着後は現地に住まれている日本人の方に島を歩きながら案内していただきました。

この島を歩いていると、立派な鶏がたくさんいるのに気づきます。現地の人に聞いたところ、これは闘鶏用の鶏ということでした。

軒先には子どもたちが遊んでいたり、スピーカーで音楽を聴いている人がいたり、ハンモックで昼寝をしている人など、島民が思い思いに時間を過ごしている姿が印象的でした。

カオハガン島ではシュノーケリング、ココナッツオイルづくり、自然素材でのアクセサリー作り、マイクロチップ・プラスチックを使用したキーチェーンづくりから好きなものを選んでアクティビティをしました。

シュノーケリングでは、船にのりサンゴ礁が生息するサンクチュアリに行き、海の生態を観察しました。海の中は大きなサンゴ礁や魚の群れ、カクレクマノミなどの魚を見ることができました。

ココナッツオイルづくりでは、ココナッツの実を削るところから始まり、スキンオイルと食事用のオイルを作りました。

アクセサリー作りでは、貝殻など海岸に流れ着いたものを思い思いに選び作成しました。また、マイクロチップ・プラスチックからキーチェーンを作るアクティビティでは、本来は環境破壊の一部にもなるゴミを拾ってきて、それを使用し創作をします。

ゴミだったものを再利用することで、キーチェーンを見るたびに島や環境のことを思い出せるものとなっています。どれもこれも東京では簡単に経験できないもので、生徒にとって大きな刺激となったようです。

なんといっても、今回印象的だったのは自由時間に生徒たちが地元の子どもや中高生と交流できたことです。現地の生徒たちから私たちに話しかけてくれて、お互い英語で自己紹介などをしたあと、「一緒に遊ぼう!」と、バレーボールや鬼ごっこ、だるまさんが転んだ、などをして時間を過ごしました。

バレーボールでは桜丘と現地の中高生が交ざってチームを組み、得点した際はハイタッチをしたり歓声が起きていました。

短い時間でしたが、国境と文化を超えた交流は特別な絆を作り出していたように思います。

帰りの時間になった際は、船乗り場まで付いてきてくれて最後はハグをしたり、写真を撮ったりして別れを惜しみました。船に乗った後も、カオハガンの子どもたちは手を振って私たちの船を見送ってくれました。旅の途中でふと巡り合った一期一会の出会いは、生徒たちにとってかけがえのない思い出となったのではないでしょうか。

週末アクティビティPART 1の報告でした。明日はPART 2を投稿いたします。

次回もお楽しみに!