授業のクオリティ向上
教育は生徒、保護者にとって開かれたものであるという共通認識のもとに、いつでも・誰でも・どの授業でも授業参観ができます。授業観察や見学を制度化し、また生徒からの視点による学習状況の把握のために授業アンケートを実施するなど、よりオープンな教育環境を整えました。
教員間で教育環境のオープン化「授業観察・授業見学」
授業を見られるということは、教師にとっても生徒にとっても多少の緊張やプレッシャーを感じるものであったかもしれませんが、実施したことのメリットは大きく、生徒個人やクラスを担任と教科担当者だけでなく、全体で見守り、より良い指導へとつながっています。
メリット
- ・教科・クラスを超えて、指導方法の優れた部分・問題点を共有できる。
- ・担任がクラスの状況を的確に把握して学習指導に活用できる。
教員・生徒が授業を見つめ直す「授業アンケート」
本校では独自の企画として平成14年度からすでに実施しています。このようなアンケートでは「教員の人気投票」的なものになるとの懸念が示されることがありますが、実際には教師と生徒がお互いに授業を見つめ直し、理想的なものを目指していく機会となっています。
メリット
- ・教員と生徒が「良い授業を作っていこう」という同じ意識を共有できる。
- ・生徒にとっては自己の学習状況について振り返る機会になり、教員は授業内容の到達率を把握できる。
コミュニケーション能力育成
コミュニケーション能力を重視した内容の英語科はもとより、情報の授業でもプレゼンテーションやディベートを積極的に行うことで、論理的に思考し、効果的に表現することを体験しながら学習しています。