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中学2年生 広島平和研修②

 中2広島平和研修の2日目の様子をお届けします。

朝食の時間に遅刻することなく全員集合!

市電に乗って、原爆ドーム、平和記念資料館へ

原爆が落とされた瞬間、たまたま地下室にいて生き残った故・野村英三さんがいらっしゃった地下室(一部そのまま残し、補修され見学が可能です。爆心地から約170m)

 

原爆投下の際に目標点とされている相生橋のそばで、投下前から投下後の様子をVRを見ながら疑似体験しました。VRの技術で、自分が見た方向、縦にも横にも360℃映像が見ることができ、自分がその場にいるかのような体験でした。

珍しいT字型の相生橋の下で説明していただきました。

佐々木禎子さんの死をきっかけとして作られた「原爆の子の像」に折り鶴を奉納させていただきました。

 

平和記念資料館の展示は、私たちと変わらない学校生活の日常の写真から始まっていました。

しかし、その後に続く展示は、原爆が投下された瞬間の様子、そしてその後に人々が体験した想像を絶する苦しみや悲しみを伝えていました。被爆した人々の遺品や、当時の様子を描いた絵の数々から伝わる悲劇は、私たちの想像をはるかに超えるものでした。

資料館の中では、生徒たちは誰も言葉を発せず、ただ静かに展示と向き合っていました。この経験は、単に過去の出来事を知るだけでなく、「平和」を自分自身の問題として捉える大きなきっかけになったことでしょう。

広島で感じたことは、この日で終わりではありません。ホテルでの振り返り、そして学校に戻ってからのまとめ、さらに学園祭での発表を通して、生徒たちがこの貴重な学びをより深く、自分たちの言葉で表現できるよう、これからも学びを続けていってほしいと願っています。

 

午後へ向けて、まずは昼食。メニューはとんかつ!

 

午後は、コース別研修です。

①【Pride of Hiroshimaの見学と広島の企業、大学生の皆さんとワークショップ】

身近なこと、好きなことから平和について考えました!

班で話し合ったことを共有

以下、生徒の感想です。

「同じ題材でも、それぞれ違う意見が出て、こういう場で、話し合うことで、いままで知らなかったことを知れた。それらを生かして、今後、あたらしい考えを見つけていきたい。」

「聞くのも、話すのも楽しかった!!」

「かなり、リード、サポートしていただいた。ありがとうございました。」

 

②【外国人留学生と巡る広島市内と交流会】

 

③【マツダミュージアム工場見学orオタフクソース工場見学】+【縮景園見学】

夕食は(広島風)お好み焼き

 

ホテルに戻って、本日のインプットをまとめました。

班で共有しました。

長い1日でした。明日は最終日、宮島に行ってきます。