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ついに完結!「大根栽培プロジェクト」〜感動の収穫・実食レポート〜

中学1年生の技術・家庭科の授業で栽培していた大根を収穫しました。

まずは、収穫前の最後の観察タイム!

iPadで写真や動画を撮影!

葉の長さを測ったり、葉の枚数を数えたり・・・

いよいよ収穫です。

「結構、大きい!」

重さ、長さ、直径を計測!

大根栽培コンテストに出品します!

今年は、2人で1本の大根を栽培しました。

今まで大変だったので達成感を味わい、

そして、無事に収穫できた安堵の笑顔!!

家庭科の調理実習で、味噌汁の定番、「大根の味噌汁」を調理しました。

大根と味噌の美味しい匂いが校内に漂っていました。

土づくりからの日々を思い出しながら、特別な思いも味噌と共に、注ぎます。

丁寧に味噌を溶いていました。

自分たちで作った大根の味噌汁は特別!!

さらに、自宅に持ち帰り、大根や大根の葉を調理しました。

いくつかレポートを紹介します。

野菜を育てることの大変さを知ることができた!」

少しずつ大きくなる様子を見るのが初めての経験で、収穫できたときは達成感がありました。」

「大変だけれど面白かった!」

所詮学校の屋上で育てたものだから・・・。みんな大きくて立派だった。

「(収穫は)するっと抜けてびっくり!!抜けた瞬間が気持ちよかった!

「水やりは大変だったけれど、食べたら苦労が全部吹っ飛んだ!」

生徒の言葉通り、自分の手で育て、その先にある本物の「おいしさ」に出会えたことは、何よりの報酬となりました。

しかし、この活動は「食べて終わり」ではありません。たった一本の大根を育てる難しさを知ったことで、学びはさらに深まっていきます。世界の食糧問題、栽培に適した環境の重要性、そして日本の農業が抱える高齢化問題……。

大根一本の重みから、生徒たちは現代社会が直面する課題を自分事として捉え始めています。大根の成長と同じように、これからも力強く枝葉を広げていって欲しいですね。