2021年:桜丘の新コースが始動します
桜丘高等学校は2021年から4つの新コース制となります。
HPにもコース紹介が公開されましたので御報告させていただきます。
https://sakuragaoka.ac.jp/education/class/junior/
世界は常に変わり続けています。
私たちは世界とつながり、世界の影響を受けながら生活する時代を迎えています。
そして、世界の潮流に合わせて、日本の社会も急激に変化をしています。
これからの社会に求められる「主体性・多様性・協働性」を考えたとき、
まずは主体性のもととなる「絶対評価と多面的評価」を重視します。
また、「インプット指導」という従来の伝統的な学校教育の強みを生かしながら、
いかに「アウトプット指導」を充実できるかがカギになっていきます。
「表現力」「発信力」などのアウトプット能力の育成には、「個別指導」への対応が不可欠です。
そして、時代は「一家に一台の固定電話から、一人一台のスマホ」の時代へ、
やはり、「集団重視から個別重視」の時代になっています。
さらに、対面での「コミュニケーション・プレゼンテーション能力」の育成も大切な要素になります。
お互いに「相手の存在」に関心を持つこと、「目の前にいない相手の存在への敬意」を前提とした発信力が大切であると考えます。
人間は社会という集団のなかでしか生きられないし、集団の中にいるからこそ、
それぞれの個性を意識できて、強みとして伸ばすことができます。
一人ひとり異なる強みを生かして、社会の課題を誰かとともに取り組み、
役に立つことで「ありがとう」と言われて報酬をもらえる、これがすべての「仕事」の原点のはずです。
これからの時代を生きていく生徒のみなさんが、やりがいを感じながら未来を創造できる土台作りのために、
桜丘は高校教育を再編し、新たに特色ある4つのコース制教育を実践します。
夢や興味・関心にあわせて、さまざまな体験や学びの機会を提供していくことで、
みなさんの強みを見つけ、伸ばしながら、誰も知らない未来を仲間と共に創造できる力を育んでいきます。
生涯にわたり、自分の強みを磨き続け、誰かの役に立つことでやりがいを感じ、
しっかりと生活できるようになること、これが桜丘の求める校訓の「勤労と創造」の実現です。