創立100周年記念展示
今年度で創立100周年を迎えた桜丘中高。その歴史の重みを、在校生の皆さんが意識することが出来るようにとの目的から、この度SLCの一角に、ごくささやかながら「100周年記念展示コーナー」を設置しました。
学校を創設し、今に続く「勤労と創造」の校訓を定めた初代理事長の稲毛多喜女史の等身大パネルでまずはお出迎え。
その横には、学校の100年間を今に伝える年表や古写真を展示し、また作家としても著名であった立野信之第二代理事長の著作物の蔵書や、文学者としての活動、川端康成氏、小林多喜二氏との交友関係等の解説パネルもあります。
【詳細図 : 学校史 年表】
【詳細図 : 人物史 年表】
更に、昔の商業高校時代や調理科を設置していた時代、女子校時代に図書室で読まれていた「懐かしの書籍」も、当時の図書室や教室での先輩たちの授業風景写真と共に展示してあります。
当校の校歌とその作詞・西條八十/作曲・山田耕筰の由来パネルや、
11月13日に大宮ソニックでおこなわれた「100周年記念式典」にて大好評を博した当校演劇部『稲毛多喜物語』上演パネルもあります。ショーケースには立野信之先生の直木賞受賞作『叛乱』の展示に読書コーナーを追加しました。
先日12月18日には、SLCで「立野文学に触れる会」が開催され、演劇部による脚本、立野先生著書の朗読、演劇部『稲毛多喜物語』北とぴあ演劇祭上演映像や映画『叛乱』DVD上映をおこなうイベントが開催され、「演劇×文学」という切り口から立野文学に触れ、大いに盛り上がりました。
桜丘中高では、通常の「図書室」を「SLC(桜丘・ラーニング・コモンズ)」と称しています。この場所は、読書をするスペースであるのは勿論のこと、広く「学びの部屋」として在校生の皆さんが活用しています。
この場所、SLCで在校生がさらに愛校心を持ち、桜丘生として「勤労と創造」の発揮に努めるきっかけとなればの思いを込めて作成されたコーナーですが、保護者の皆様、受験生の皆さんの来場も、大歓迎です。
桜丘中高に来校の際は、ぜひ立ち寄ってみてください。