社会の課題解決ができる人になりたい
みなさんこんにちは!
桜丘の各コースに在籍している生徒に
インタビューをしました✨4日間にわたってご紹介してきました。
コース選択の参考に是非ご覧ください!
最終日はグローバルスタディーズコース!
T.Hさん
(/高1)
『グローバルスタディーズコース』を選んだのは、外国人に道を聞かれて答えたときに、
「案外伝わるものだ」と実感して、もっといろいろな世界の人とコミュニケーションが
とれるようになりたいと思ったからです。
このコースでは高2、高3で中国語・フランス語の第二、第三外国語を学ぶことができます。
週5回は英語のネイティブの先生の授業があり、海外の人の価値観や文化に触れる機会が多いのです。
何よりも大きな特徴は、『総合的な探究の時間』があることです。
桜丘はユネスコスクールの認定校で、「持続可能な開発のための教育」の拠点になっています。
そこでSDGsを題材に探究活動を進め、先日はグループ発表を行いました。
私たちのグループのテーマは『中国の人権問題について』です。
中国では長年続いた『一人っ子政策』が改定されて、2021年には3人まで出産することが認められました。
私たちのグループは1学期中に、「一人っ子政策が改定されたのはぜだろう?」という疑問を基に調べ始めました。
『一人っ子政策』では罰金が課せられていましたが、それ以上に
「働き手が足りなくなることを懸念したのではないか?」という仮説を立てて調べていましたが、
夏休み頃にわかったのは、決して働き手は減っていないということです。
そこで私たちが注目したのは、『一人っ子政策』に違反すると罰金が課されることで、
戸籍に載せてもらえなかった子どもたちの存在です。戸籍がないということは、
社会保障を受けることができず、人権も認められていないということ。
すぐ隣の国でこのような子どもたちがいることに衝撃を受けました。
ほかのグループの探究テーマは『フードロスについて』『政治における男女格差』
『プラスチックごみによる環境問題』などがあり、それぞれ今の時点での課題解決を提案していましたが、
私たちの取り上げた問題は解決策を見つけるのは困難と感じています。
探究活動は視野を広げてくれる活動です。成果発表は文化祭をはじめ、
学校外のコンテストでも発表する機会があります。
私たちの探究もより深めて課題解決につながる答えを発見したいと思います。