本校では、チーム４名がアイデアコンテスト（ENAGEEDサミット）にて全国大会・決勝に進んでおります。

 

そもそも身長の問題からつり革が持ちにくいと考えていた生徒が、つり革について探究をしていたところ、昨今コロナの影響でつり革を持ちたくないと考えている人が多いことに気が付きました。

そして常に清潔な状態を維持したつり革の発案を試みました。

 

しかしながら製作をしようにも、どこから手を付ければよいのか分からない…

生徒からは「どんな素材を？コストの面は？作るのに決まりってあるの？」などなど疑問が噴出し、調べても答えが見つからないため企業様へお電話をすることに。

何社かお話をしていく中で、アサヤマ様から企業訪問、ざっくばらんにお話合いをする機会をいただきました。（HP：http://www.kk-asayama.jp/）

このような歴史ある企業様へお伺いできる貴重な機会を誠にありがとうございます。

 

当日は、取締役であり東部営業本部本部長の琴寄様、公営民鉄グループの主任・淵上様、今回依頼をお受けくださった伊集様とチームの生徒４人で意見交換をさせていただきました。

 

下記のような議題の中で、非常に具体的で濃密なお時間を過ごすことができました。

・生産までにかかるコストや市場価格

・付加価値を付けた場合の市場価格

・つり革等の素材に関する法律

・導入までのプロセスやこれまでの導入例

 

生徒は初めての企業訪問に終始、緊張気味でしたが、会議の中でほぐしていただき、終了後には今後についての話し合いも五反田駅で行われていました。

いくつもの企業様への電話から、実際の訪問まで感慨深いものもあったようです。

 

また実際に使用されていた限定つり革や実験に使えるつり革もご提供いただきました。

全国大会は今月で終了いたしますが、つり革にまつわる研究は今後も継続をしてまいります。

 

高校生の活動に対してご理解をいただき、実際の企業訪問や素材のご提供までお力添えいただきました㈱アサヤマ様に改めて御礼申し上げます。