お知らせ

校長メッセージ<霜月>

「実りの季節」 ― この時期の大切さ ―

錦秋の候にふさわしい季節となりました。桜丘の校庭も秋色にそまりつつあります。生徒の皆さんは果たしてどのような秋を迎えているでしょうか。 桜丘の11月の学校行事も「文化・芸術の秋」にふさわしく、中学生は11月14日(火)に瀧野川会館にて『合唱コンクール』が実施されます。また、中高全体としては、11月21日(火)に毎年恒例の『音楽鑑賞会』が、川口リリアホールにて開催されます。今年もそれぞれの行事に大いに期待をしたいと思います。

さて、本来の学校生活もいよいよ後半になりました。特に中学生、高校生の1年生の皆さんは、昨年の今頃はきっと受験生としての日々を過ごしていたことと思います。その皆さんが中学生や高校生になり、ちょうど半年が経過し後半の時期を迎えています。そこで、ぜひ考えてみてもらいたいことがあります。 「皆さんは桜丘の生徒になっていますか。」より具体的に言うならば、「皆さんにとって今の時期に何が習慣になっていますか。またどんな考え方で取り組んでいますか。」桜丘での毎日の学校生活を通して、皆さんは色々なことを身につけています。だからこそ、今の時期に身についていることや自分の取り組み、考え方を振り返ることが大切です。なぜなら、特に1年生は桜丘での学校生活の土台を確かにする大事な学年だからです。家を建てる時一番大切なのは土台だと言われています。その土台つまり基礎がしっかりしていてこそ、多くのものを積み上げていくことができるからです。今を軸足にして、この1年間を逆算して考えてみてください。桜丘の生徒になっているか否かの答えになるのではないでしょうか。

もう一つ「仲間を大切にしていますか。」桜丘は、クラスや部活の仲間を大切にすることを教育目標の一つにしています。つまり「仲間と共に逞しく生き、仲間と共に感動を分かち合える、そして何よりも仲間と未来を創造できる生徒」を育むことを目指しています。この教育目標は、「世界で生きる力」として注目されている『21世紀型スキル』のコミュニケーション力や協働(チームワーク)と一致します。ゴールに向かってプロジェクトを進めていく場合には、周囲とコミュニケーションを取りながら協業できる能力が求められます。また何かを生み出すために課題を発見し、様々な選択肢の中から解決方法を見いだせる能力を育むことは、創造性や問題解決力に一致します。桜丘では、一人ひとりを尊重し、自分もまた尊重されることで、多くの仲間とのチームワークを生かすことができ、逞しく仲間と未来を創造できる生徒の育成を大切にしています。

グローバル化が急速に進展する時代の中で、社会や世界は大きな変化の局面を迎えています。桜丘は、これからの社会では、今までの学びを通して物事の本質を見極められる資質を養いながら、主体的な取り組みや考え方、学習のツールとしてのタブレットやITツールを活用し、その有用性を判断できる能力も含め、次代が求める能力や資質について興味を持ってもらうことは、とても大切なことだと考えます。皆さんは、あと数年後には社会に出てゆくことになるからです。この時期の大切さを心にとめ、桜丘の学校生活を通して課題を可能性に変え、一人ひとりが必要とされる資質と求められる能力を高め、大きく成長してくれることを心より願っています。

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